創作家のつぼみ
漫画家を目指すある女のブログ。 最近はもっぱら漫画制作日記と萌えの掃き溜め。好きなことを好きなように語っています。
『炎の蜃気楼(ミラージュ)』第二部感想
- 2010/06/09 (Wed)
- 小説語り |
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最初から最後まで高耶さんが痛々しい第二部の感想。
たたみたたみ(´・ω・`)
・『黄泉への風穴』前・後編
第1部から2年後・・・・・・やはりというか何というか、高耶さんいまだに高校2年生です・・・・・・(泣。
舞台は神奈川県が江ノ島! そしてちょっぴり鎌倉! くっそ江ノ島今年もう2回も行ったのに!! これ読んでからにすれば良かった!!!! 江ノ島神社行きたい!!!!!!
ようやく松本、大阪湾などの怪現象に対して国が動き出すわけですが・・・・・・彼らはどうするんだろうなぁ。真相を知っても何も出来ませんしね(酷い。
そして里見一族の末裔、開崎誠登場! 外見が『桜狩り』(小学館/渡瀬悠宇)の葛城を髣髴とさせてなんか嫌・・・(すいません)。でも直江に操られているだけの可哀想な人。
そしてこの2冊、高耶さん総受け(爆)。小太郎に対してはさそ(ry 直江だと思い込んでるからなんですけど。あと開崎と千秋と里見義規(よしより)な。実際に手出したのは2人だけだけど(・・・)。
最後の夜叉衆、色部勝長も登場し、前回行方不明になった八海も出てきて、メインの事件以外にも裏で何かが動いてる感じがぷんぷん・・・・・・。
数少ない女性陣が活躍している巻でした。ねーさーん!!
・『火輪の王国』前・中・後編
舞台は九州熊本!高耶と千秋が旧・隈本城跡に出来た高校に先生(千秋)と生徒(高耶)として潜入し、大友宗麟(そして新上杉)の野望を打ち砕く!
・・・・・・内容はもっと複雑なんですけどね。箇条書きにしても結構な量になりそう;;
織田信長公が復活して森蘭丸も高坂弾正も明智光秀も吉川元春も加藤清正も出てきます。
風魔小太郎の性格が劇的に変わるのもこの話です。前回から表情豊かにはなってきていた彼でしたが、遂に戦で勝つよりも何よりも、高耶の気持ちを優先して動くことに・・・・・・!「あれは守るべきものだ」の件が好きです。あと、開崎vs小太郎。てゆーか開崎さんは本当に哀れですね!
そしてまだ終らない『火輪の王国』編。
・『火輪の王国』烈風・烈濤編
ミラージュは各部のラスト3冊になると挿絵が無くなる決まりなのでしょうか(何それ。
烈風編はひたすらバトル、だったような気がします・・・・・・。高耶vs譲(信長)、いやーん!!
千秋って、いい人だよね(ホロリ)。
あと小太郎戻ってきてくれてありがとう!! 獣でも愛してるよ!!!! むしろ猫(科)ばんざい!!
千秋は『覇者の魔鏡』といい、自分から大変な事を引き受けているように思うのですが・・・・・・ツンデレ多いよミラージュ←
直江が死にそうな体で熊本入り。1回荼毘にふされたんだ・・・・・・ミイラか・・・・・・いやゾンビか・・・・・・。空飛ぶ現代人といい、何だかそろそろ何でも有りな気配がしてきたような;;
しかしラストは衝撃でした・・・・・・ええっ! すんなり行かないの!? ハッピーエンド(?)じゃないの!?;;;;;;
九州は海に沈まずに済みましたが・・・・・・うーん。暗い・・・・・・。
・『十字架を抱いて眠れ』
直江と高耶が2年ぶりの再会を果たして・・・・・・。あれ、内容よく覚えてな(ry
二人の心と状況の整理・・・・・・かな? 心理的な描写の方が多かった気がします。
冒頭の美弥ちゃんと高耶(思念体)のやり取りが切ないです・・・・・・。戦いが終わっても、もう普通の生活には戻れないのだろうか・・・・・・(涙)。
ラストの高耶の決断も泣かせます。こっから先の巻、どこで泣いてもおかしくないと思う!!
この巻では、今までの自分の価値観全部ひっくり返されましたね・・・・・・。その、BLだの耽美だのっていうのは、納得して読んでいてもどこか一歩引いているというか・・・・・・感情移入しきれないところが私はあったのですが、この話はすんなり受け入れてしまって・・・・・・びっくりしました。もうほんと幸せになってよあなた達・・・・・・!(涙)
・『砂漠殉教』
20,5巻とも言うべき直江視点の話。『十字架~』で、直江の前から去った高耶を探して・・・・・・。
「直江信綱は、上杉景虎に殉じる人間です」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きゅ~っ(>< )
あと直江の30年前の人間関係が見えてきたりもして・・・・・・いいですねぇ(景虎様は青の朝顔がお好き)。
同時収録は城北高校の卒業式『十八歳の早春賦』。
高耶を想う譲に胸を打たれます。二人の強い絆が分かりますね。沙織も久しぶりで楽しかったです☆(本編が暗いから・・・)
・『アウディ・ノス』
番外編3本を収録。表題作は、24歳の直江が隠れキリシタンのマリア観音に携わるお話。まだ景虎様に再会していない直江が、その日に向けて気持ちを確認します・・・・・・。
競馬場が舞台の2本目は、最初の頃のミラージュのノリが懐かしい作品です♪ 千秋、本当は何歳なの?;;
『夜をすべる瞳』は、木村重成・・・でしたっけ?(汗)でもすぐに調伏されてしまったので、この話は『景虎女王様vs直江信綱』となっておりますww雰囲気が、えろい。
この本が発売された頃に“阪神淡路大震災”があったんですよね?(『夜を~』の舞台は兵庫)人間ってつよい。
また近いうちに第3部の感想書くと思います。誰も読んでないか。いいの自己満だから!誰にも話せないのをブログに書いて発散してるんだから!!小太郎愛してる!!!!
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龍海(Ryukai)
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自己紹介:
成人済みの絵描き、漫画描き(趣味)。
絵で食べていくことを夢見ている山羊座O型。
好きなものは漫画と猫と堂本光一。
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