本編読破

夜叉衆の調伏シーンが、かっこよくて好きでした。


高耶さんの、脆くて優しい心が、

直江の懊悩と葛藤が、

千秋のお人好しで意地っ張りな所が、

晴家の強さと一途さが、

勝長さんの誠実さと包容力が、


みんなみんな、大好きです。



最終巻を読み終わった後は、1時間くらい呆然として放心状態になり、その後色々なことを考えて、涙が滲んできたりもしました。

ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、簡単には判断出来ませんが・・・・・・
本の中の出来事なのに、大切な人を失ってしまった気がして、どこにこの気持ちをぶつけたらいいのか分からなくて、・・・・・・・・・身近な人を亡くした時の気持ちに酷く似ていました。


『メモリアル』を読んでやっと落ち着きましたが。（『捨てられた猫のように』～『ＣＡＬＬ』までですけど。他はだって・・・・・・ねぇ？）


それまでは「嫌だ嫌だ」ってずっと心の中で叫んでいました・・・・・・。



「読み終わったらまたうろ覚えなところを確認する為に読み直そう」と以前書きましたが、まだまだ読み返せそうにありません。
心のどこかでは、覚悟していたとは思うのですが、ね。

一人でいるとまた考えちゃって苦しくなります。当分は邂逅編も・・・・・・読んでも辛いだろうなぁ。これから『真紅の旗をひるがえせ』（ミラージュ番外編）を読もうと思っているのですが・・・・・・本の中で生きている高耶さん達に触れているときだけ、落ち着ける気がします。



ああーもう、辛い・・・・・・泣いたら楽になれるだろうか・・・・・・。

堂本兄弟見て元気だそう（´・ω・`）



本を開けば、また、会えるんだから。