創作家のつぼみ
漫画家を目指すある女のブログ。 最近はもっぱら漫画制作日記と萌えの掃き溜め。好きなことを好きなように語っています。
『炎の蜃気楼(ミラージュ)シリーズ』第一部読破
- 2010/05/18 (Tue)
- 小説語り |
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ただの自己満です。
微妙に長くなりそうなので畳んでおきます。
・『炎の蜃気楼(ミラージュ)』『緋の残影』
第1巻は王道って感じ。何百年も生死を繰り返して使命の為に生き続けてるっていうのは、『裏切りは僕の名前を知っている』に近いな、という印象を受けました(まぁ“ミラージュ”のが何年も先輩なんですけど)。
30年前の戦いの時に直江信綱は主君の景虎に何をしたのか・・・・・・。
この2冊は主従萌えでした。特に『緋の残影』でガラスの破片から身を挺して高耶(景虎)を守る直江・・・・・・!主従好きにはたまらんです。
全巻のあらすじを読んでいた私は「このままくっつかなければいいのに」と思いながら読んでいました(笑)。
・『硝子の子守唄』『琥珀の流星群』
伊達政宗と小次郎の兄弟愛にきゅんとする3,4巻。怨将が同盟を結んだり色んな所から攻めてきたりで話がややこしくなってきます。山形と仙台、2箇所の事件がどう絡み合っていくのか、先が読めなくてわくわくしました♪
一方で闇戦国絡みで初めて身近な犠牲者が出てしまった話でもあり、1,2巻に比べると暗いです。最上義康が妖狐を使うので、私は『ぬ~べ~』の玉藻が頭から離れませんでした・・・えへへ;;
直江が30年前にしたことが少しずつ明らかになっていきます。4巻で高坂弾正が直江に向けた台詞「お前が本当にその腕に抱きたかったのは・・・・・・」には私、戦慄を覚えました。
高耶も景虎としての記憶を取り戻してきて、これから物語が本格始動、という感じを受けました。
・『まほろばの龍神』『‐断章‐最愛のあなたへ』
いよいよ頭がこんがらがってきた第5巻(笑)。今回は妖怪退治がメインでしたね。
織田信長の武将、佐々成政が登場し、この2巻で早々と命を落とします。愛した女に殺されたのだから本望なのでしょうが、儚い命でしたね・・・・・・。
そしてここから直江信綱の独白(?)が始まります。暴走ともいう。成政もヤンデレでしたが直江も相当です。(壊れてしまえばいい)発言には私本当にもうどうしようかと・・・・・・!;;;;
5,5巻で再登場の高坂弾正。心理作戦は結構ですが、なぜそこまで直江の心中を理解できているのか・・・・・・怖いです。彼は人の心が読めるのでしょうか。そして信綱さんは我慢の限界が来たようです。高耶逃げてー!!同姓相手に無防備で何が悪い!!
・『覇者の魔境』前・中・後編
譲、沙織、由比子、綾子おひさしぶりな東京(関東)編。景虎の実家、北条家が相手です。
日光と箱根が主な舞台で、神奈川在住の私には少し身近に感じる話でした。そういえば小田原城も出てきたね・・・。
木に人の顔が出てくるって・・・・・・相当不気味です。また今回も妖怪が出てきます。いろは坂は怖いよね。
氏照兄の弟思いにきゅん・・・・・・vv 氏康(父)、氏政(長男)、氏照(次男)、氏規(三男)ときて、何で景虎は三郎なのでしょうか。調べれば分かるのかな・・・・・・ていうかこの時代の人々は何でこうも名前がややこしいの・・・・・・。片倉小十郎、風魔小太郎、伊達小次郎もややこしいし・・・・・・。
直江の言動には氏照兄も小太郎も、もっと疑問を持って良いと思うんだ!とか思っていたのですが、よく考えたら戦国とかあの時代同性愛なんて珍しくなかったんだよねきっと・・・・・・。武田信玄もそっちの気があったとテレビで見たような。でも最後の氏政兄の「お前の眼は男を狂わせる!」的発言には背筋が凍りました。お兄ちゃん弟に何てこと言うの・・・・・・。
・『みなぎわの反逆者』
綾子ねーさんと高耶のコンビがほのぼのとする第9巻。5,5巻で出てきた一向宗が再登場。下間頼竜の声は森川さんらしいです。坊さんか玉藻・・・・・・!
綾子ねーさんの200年前の恋人の話が切ないです。ねーさん居るだけで華があるよ♪
そして直江信綱、今の名を橘義明、男子高校生相手に犯罪未遂。おっさん落ち着いて(28歳)。
景虎らしくなってきた高耶の独裁者っぷり?も・・・あーあー、という感じではありますが、400年も生きてきて性格が全然大人じゃないよね皆さん!まぁ・・・・・・生き過ぎると逆に・・・・・・っていうのもあるのかもしれませんが・・・・・・。千秋(安田長秀)の影が薄い。
・『わだつみの楊貴妃』前・中・後編
譲の正体が確定した10,11,12巻。
怨霊退治に東奔西走していた高耶くん、出席日数が足らず留年決定・・・・・・。
どうにか一緒に行ける事になった修学旅行ですが、まさかあんなことになるとは・・・・・・。
織田信長が譲の体を使って初登場。織田、尼子、陶VS毛利、武田、一向宗、北条・・・・・・あと出てこなかったけど明智?村上水軍だの大和だの楊貴妃だの、武将達の同盟も増えて整理が大変です;;
中編では直江氏、2度目の犯罪未遂です。失明して自棄になってます。前編でも女とやってたくせに、発情期か28歳。
直江の考えていることが分からないという小太郎に、高耶は「人の心まで謀略の道具としか考えていないお前なんかに分かるわけがない!」というようなことを言い放ちます。『覇者の魔境』でも「あなたのような優秀な臣下には分からないでしょう」などと直江に言われている小太郎・・・・・・何だか可哀想になってきました。そういう風に育ったんだからしょうがないよ・・・小太郎は悪くないよ・・・!!
この辺になると美奈子さんの名前がめっきり出てこなくなるのですが・・・・・・。景虎も直江と一緒に魔境の中で永遠に眠ることを望んでいたのなら、結局は両想いということなのか。でもあの時分高耶に景虎の意識は大分不安定だったわけで・・・・・・。え、じゃあ美奈子さんは何だったの?それともこの半年足らずで景虎は直江に惚れたの?30年前は「永遠に許さない!」とか言ってたのに?ん????
まぁ景虎も400年も生きて疲れていたんでしょう。ね。
そして全てを終えた後、後編頭での直江の死を認めたくないあまり、小太郎を直江だと思い込んでしまった高耶くん・・・・・・。あれほど「お前には分からない」と言われた直江と間違われるなんて、小太郎あなたどこまで可哀想なの・・・・・・;;;;;;
名古屋弁の織田信長も豪快で好きかもしれない。
直江氏は裏ありすぎですよね。「上司は部下に褒美をくれるものですよ」(言い回しが若干違うかもしれない)なんて言っていますが、邂逅編で景虎様「禄もなければ恩賞もない。それでも俺を主人と呼べるか」とちゃんと訊いています。400年経って忘れたのか。
もう小太郎で萌えを補給します~。報われない家臣大好き・・・・・・!!小太郎可哀想過ぎてにやけて・・・・・・いえ、泣けてきます。うふふ。
ちなみに信長の声は置鮎さんだよ!!!!(ぬ~べ~!)直江は藍染だよ!!(多分!)
第1巻は王道って感じ。何百年も生死を繰り返して使命の為に生き続けてるっていうのは、『裏切りは僕の名前を知っている』に近いな、という印象を受けました(まぁ“ミラージュ”のが何年も先輩なんですけど)。
30年前の戦いの時に直江信綱は主君の景虎に何をしたのか・・・・・・。
この2冊は主従萌えでした。特に『緋の残影』でガラスの破片から身を挺して高耶(景虎)を守る直江・・・・・・!主従好きにはたまらんです。
全巻のあらすじを読んでいた私は「このままくっつかなければいいのに」と思いながら読んでいました(笑)。
・『硝子の子守唄』『琥珀の流星群』
伊達政宗と小次郎の兄弟愛にきゅんとする3,4巻。怨将が同盟を結んだり色んな所から攻めてきたりで話がややこしくなってきます。山形と仙台、2箇所の事件がどう絡み合っていくのか、先が読めなくてわくわくしました♪
一方で闇戦国絡みで初めて身近な犠牲者が出てしまった話でもあり、1,2巻に比べると暗いです。最上義康が妖狐を使うので、私は『ぬ~べ~』の玉藻が頭から離れませんでした・・・えへへ;;
直江が30年前にしたことが少しずつ明らかになっていきます。4巻で高坂弾正が直江に向けた台詞「お前が本当にその腕に抱きたかったのは・・・・・・」には私、戦慄を覚えました。
高耶も景虎としての記憶を取り戻してきて、これから物語が本格始動、という感じを受けました。
・『まほろばの龍神』『‐断章‐最愛のあなたへ』
いよいよ頭がこんがらがってきた第5巻(笑)。今回は妖怪退治がメインでしたね。
織田信長の武将、佐々成政が登場し、この2巻で早々と命を落とします。愛した女に殺されたのだから本望なのでしょうが、儚い命でしたね・・・・・・。
そしてここから直江信綱の独白(?)が始まります。暴走ともいう。成政もヤンデレでしたが直江も相当です。(壊れてしまえばいい)発言には私本当にもうどうしようかと・・・・・・!;;;;
5,5巻で再登場の高坂弾正。心理作戦は結構ですが、なぜそこまで直江の心中を理解できているのか・・・・・・怖いです。彼は人の心が読めるのでしょうか。そして信綱さんは我慢の限界が来たようです。高耶逃げてー!!同姓相手に無防備で何が悪い!!
・『覇者の魔境』前・中・後編
譲、沙織、由比子、綾子おひさしぶりな東京(関東)編。景虎の実家、北条家が相手です。
日光と箱根が主な舞台で、神奈川在住の私には少し身近に感じる話でした。そういえば小田原城も出てきたね・・・。
木に人の顔が出てくるって・・・・・・相当不気味です。また今回も妖怪が出てきます。いろは坂は怖いよね。
氏照兄の弟思いにきゅん・・・・・・vv 氏康(父)、氏政(長男)、氏照(次男)、氏規(三男)ときて、何で景虎は三郎なのでしょうか。調べれば分かるのかな・・・・・・ていうかこの時代の人々は何でこうも名前がややこしいの・・・・・・。片倉小十郎、風魔小太郎、伊達小次郎もややこしいし・・・・・・。
直江の言動には氏照兄も小太郎も、もっと疑問を持って良いと思うんだ!とか思っていたのですが、よく考えたら戦国とかあの時代同性愛なんて珍しくなかったんだよねきっと・・・・・・。武田信玄もそっちの気があったとテレビで見たような。でも最後の氏政兄の「お前の眼は男を狂わせる!」的発言には背筋が凍りました。お兄ちゃん弟に何てこと言うの・・・・・・。
・『みなぎわの反逆者』
綾子ねーさんと高耶のコンビがほのぼのとする第9巻。5,5巻で出てきた一向宗が再登場。下間頼竜の声は森川さんらしいです。坊さんか玉藻・・・・・・!
綾子ねーさんの200年前の恋人の話が切ないです。ねーさん居るだけで華があるよ♪
そして直江信綱、今の名を橘義明、男子高校生相手に犯罪未遂。おっさん落ち着いて(28歳)。
景虎らしくなってきた高耶の独裁者っぷり?も・・・あーあー、という感じではありますが、400年も生きてきて性格が全然大人じゃないよね皆さん!まぁ・・・・・・生き過ぎると逆に・・・・・・っていうのもあるのかもしれませんが・・・・・・。千秋(安田長秀)の影が薄い。
・『わだつみの楊貴妃』前・中・後編
譲の正体が確定した10,11,12巻。
怨霊退治に東奔西走していた高耶くん、出席日数が足らず留年決定・・・・・・。
どうにか一緒に行ける事になった修学旅行ですが、まさかあんなことになるとは・・・・・・。
織田信長が譲の体を使って初登場。織田、尼子、陶VS毛利、武田、一向宗、北条・・・・・・あと出てこなかったけど明智?村上水軍だの大和だの楊貴妃だの、武将達の同盟も増えて整理が大変です;;
中編では直江氏、2度目の犯罪未遂です。失明して自棄になってます。前編でも女とやってたくせに、発情期か28歳。
直江の考えていることが分からないという小太郎に、高耶は「人の心まで謀略の道具としか考えていないお前なんかに分かるわけがない!」というようなことを言い放ちます。『覇者の魔境』でも「あなたのような優秀な臣下には分からないでしょう」などと直江に言われている小太郎・・・・・・何だか可哀想になってきました。そういう風に育ったんだからしょうがないよ・・・小太郎は悪くないよ・・・!!
この辺になると美奈子さんの名前がめっきり出てこなくなるのですが・・・・・・。景虎も直江と一緒に魔境の中で永遠に眠ることを望んでいたのなら、結局は両想いということなのか。でもあの時分高耶に景虎の意識は大分不安定だったわけで・・・・・・。え、じゃあ美奈子さんは何だったの?それともこの半年足らずで景虎は直江に惚れたの?30年前は「永遠に許さない!」とか言ってたのに?ん????
まぁ景虎も400年も生きて疲れていたんでしょう。ね。
そして全てを終えた後、後編頭での直江の死を認めたくないあまり、小太郎を直江だと思い込んでしまった高耶くん・・・・・・。あれほど「お前には分からない」と言われた直江と間違われるなんて、小太郎あなたどこまで可哀想なの・・・・・・;;;;;;
名古屋弁の織田信長も豪快で好きかもしれない。
直江氏は裏ありすぎですよね。「上司は部下に褒美をくれるものですよ」(言い回しが若干違うかもしれない)なんて言っていますが、邂逅編で景虎様「禄もなければ恩賞もない。それでも俺を主人と呼べるか」とちゃんと訊いています。400年経って忘れたのか。
もう小太郎で萌えを補給します~。報われない家臣大好き・・・・・・!!小太郎可哀想過ぎてにやけて・・・・・・いえ、泣けてきます。うふふ。
ちなみに信長の声は置鮎さんだよ!!!!(ぬ~べ~!)直江は藍染だよ!!(多分!)
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好きなものは漫画と猫と堂本光一。
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